回想療法の報告

2月から高齢者病棟の方を各病棟から2名ほど集め回想療法をはじめました。
「回想療法」とは昔の出来事や思い出・物を媒介としてその人が語るさまざまな人生の歩みに耳を傾け、受容・共感することで高齢者の心の安定を図ろうとするものです。
認知症症状の予防や進行抑制にも効果があるといわれています。
当院にて週1回1か月行ったところ、
参加者より
「いろいろな方の話を聞けて貴重な会だった」
「楽しみだった」などの感想や
・はじめは受け身な方が除々に周りの方に話かけるようになる。
・離床することに以前より積極的になった。
・心気的な訴えが少なくなった
など様々な変化がみられました。
今後はより患者様の活き活きとした姿を病棟スタッフにもみてもらい情報の交換や共有ができるよう、病棟内でも展開していく予定です。
R.Oボード↓

テーマ「昔のおやつ」の時の刺激物↓

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