実習生さんより感想が届きました。

こんにちは。久喜すずのき病院 作業療法士の山本です。

実習できていた学生さんより、実習の感想が届きましたので紹介したいと思います。

6週間にわたる久喜すずのき病院での実習は、「6週間の実習がここで良かった!」という思いでいっぱいです。その理由としては、作業療法士の皆さんはもちろん、作業療法士と共にプログラムを作り上げる講師の皆さん、看護師などの他職種の皆さん、そして患者様に優しく見守って頂き、程よい緊張感の中で実習することができたからです。

 主に精神科の救急入院料病棟で実習させていただき、朝の申し送りからカンファレンス、社会資源講座、お薬ミーティングなどに参加させていただき、急性期の教科書に載っていないことを学ばせて頂きました。さらにリラクゼーションという時間を自身で企画し、運営することも体験させて頂き、活動の目的や伝え方、流れ、環境設定、集団の動かし方を身をもって学ぶことが出来ました。

 また、精神科デイケアの見学実習もさせて頂き。病院との違いやデイケアの役割、あるべき姿を考えさせられ、作業療法士が働く上で必要な知識の幅広さを改めて実感することが出来ました。見学実習を行ったうえで社会資源についての知識が足りないと感じ、今後の課題を見つけることが出来ました。

 私自身、多方面から物事を見る事を苦手としており、今回の実習で変えたい点でもありました。その為、様々な臨床場面や活動後に毎回行われるフィードバックに参加することで多方面から物事を見る力を養えたと感じます。フィードバックでは患者様の良いところを沢山拾い、それを活かした活動の提供をされていました。問題点に注意が向きがちになっていたため、良い点を伸ばしていく視点を継続していきたいと思いました。

この度はお忙しい中6週間の実習をさせていただき、本当にありがとうございました。今回経験し学んだことを今後は発揮していき、久喜すずのき病院で働いている作業療法士の皆さんのように素敵な作業療法士になりたいと思います。本当にお世話になりました。

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