実習生さんからお手紙が届きました✉

こんにちは。久喜すずのき病院 作業療法士の竹内です。

2月に来ていた実習生さんからお手紙が届きましたので紹介します。

初めての臨床実習に、緊張しましたがスタッフさん全員がとても優しく、分からない事や困ったことがあるとすぐに相談できる環境が整っていました。

パラレルな場の作業療法を見たことがなかったため、どのような集団効果があり、個人の働きなども観察でき、とても学習になりました。また、様々な物品があり、幅広い物を扱っているのだなと思いました。さらに、リスクや危険性を考えて物品管理をするのは大変そうであると感じました。

対象者さんの作業に対する取り組みを見ていると、遂行速度がはやい方もいれば、こだわりがつよく時間をかける人もいて、個人差について観察する事ができました。どうしても疾患と結びつけてしまいがちですが、個人の価値観を尊重しつつも、どこが出来なくて、その出来ないところをどうすることで取り組みやすくなるのかの工程分析をすることも大切だと思いました。

カンファレンスに参加してみて、他部門との連携とはこういうことなんだと思いました。OT部門だけでは対象者の理解をするのは困難なため、入院経緯や家庭環境などの背景を知ってこそ、より深い対象者理解ができるのではないかと思います。一方で、カンファレンスに出た際には、OT活動での様子を伝える義務と責任があると思いました。そのため、作業を提供しつつも、視野を広く持ち、全体を見る能力が必要になると思いました。

3週間という短い間でしたが、この期間で学校では学べない沢山のことを学ばさせて頂きました。また、様々なスタッフさんの姿を見て、理想のOT像が見えてきたので、それに向かて知識をつけるとともに、自分の日ごろの行動を見つめ直していきたいと思います。

短い間でしたが、とても充実した実習環境を提供して下さりありがとうございました。

これからも頑張っていきたいと思います。

本当に実習お疲れ様でした。

私達の姿を見て「理想のOT像が見えてきた」なんて思って頂けてとっても嬉しいです!

良いOTになれるように、これから実習や勉強頑張ってくださいね。

OTとして一緒に働けることを楽しみにしています♪

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