10月2008

遠足!!

こんにちわ。
すっかり秋の気候になって穏やかになりましたね。
しかし 朝晩は冷えてきましたので風邪には十分お気をつけ下さい。
さて 先日ブログで予告したように、遠足へ行ってきました!!
びっくりするくらいの快晴で とても気持ちの良い一日でした。
広場にはちょうどよく秋桜が咲いており、そこで記念撮影をし、
お茶を飲んで休憩しました。
そのあと、遊歩道を散歩しようということで
歩行がむずかしい方は車イスで、自分の足で歩ける方は
他の利用者様と手をつないだりして各々に草花を楽しんでいました。
カメラを向けると、笑顔でピースをしてくれる利用者様も多くおられました。
「それいゆ」の利用者様は、普段は室内で、脳活プログラム(ぬりえ・計算など)・
ダンス・音楽・太極拳・カラオケなどをして過ごされることが多いのですが、
外の空気を吸うというのは 身体にも心にも良いことなのだと、
公園での利用者様の笑顔を見て感じました。
また、多くの利用者様が口々に「楽しかった」と言ってくれたのは
外出したということだけでなく 総勢約40名、隣で一緒に歩いてくれる人が居た、
ということも大きく関わっていたのではないかと思いました。
一般的に、高齢になるにつれて、社会との接点が少なくなるとに言われています。
その原因としては、身体疾患による寝たきりや 精神疾患(認知症やうつ病など)
による無為自閉などがあげられます。
「それいゆ」だけでなく高齢者デイケアの通所目的には、症状の低下防止の他に、社会性の維持があります。
「それいゆ」に行くために早起きして、‘外行き’用の服に着替えて、バスに乗り、友人と
世間話をして・・・・・と、この一連の事がリハビリへとつながっています。
何をするでもないけれど、誰かと一緒にいる時間を持つというのは人にとって
大切なことなのだと思いました^^
とても充実した一日でした♪
前回に続き、精神保健福祉士の佐々木がお送りしました~☆

家族会を開催しました☆

こんにちわ。過ごしやすい季節になってきましたね。
これからの季節、紅葉やコスモスなどなど楽しみな時期ですね。
さて 高齢者デイケア「それいゆ」では先日、2ヶ月に1度の家族会を開催しました。
今回は ずずのき病院の医師による「認知症について」の講義がおこなわれました。
講義の中でも特に印象に残った先生の言葉を紹介していきたいと思います。
『薬は有効だが万能ではない 』
‘くすり’を逆から読むとなんと読むでしょうか?
そう ‘りすく’です。
薬は症状を抑えたり 遅らせたりするのに有効だけれど どんな薬にも副作用は存在するのだそうです。
特に高齢者の方の場合は 様子を見ながらの微調整がとても大切ということでした。
わたし自身にも当てはまるのですが 薬を処方されてそれで安心。 ではなく その後の経過を
見ていく というのが大切なのだなぁと感じました。
『最近 介護疲れしてきたなぁ と感じたら 現在受けている介護サービスを見直す良い機会かもしれない』
その人その人のコンディションというのは いつも一定とは限りませんよね。
体調が優れない とか 天候など 小さな変化 によってその日の機嫌なんかも変わってきます。
介護サービスもそれと同じなのだそうです。
 
「疲れたなぁ」と感じるのは いま利用している介護サービスの方法と 現在の症状とに ズレが生じ 上手くかみ合ってない状態の可能性があるため 見直してみるのも ひとつの手段なのかもしれないということでした。
講義は1時間程度だったのですが 先生には介護者側からの視点で説明をしていただいたり、職員共々とても勉強になる家族会でした。
あらためて 認知症の奥深さというものを実感した一日でした。
それともうひとつ!
「それいゆ」では今月下旬に 遠足プログラムを予定しています。
遠足のテーマは「秋を感じる」です。
外出することで 利用者さまに季節の移り変わりを感じてもらえたらと思います。
遠足日が晴れるようただただ祈るばかりです。
次回のブログで報告できればと思います^^
今回は 精神保健福祉士の佐々木がお送りしました~☆