リハビリの様子など
10月13日金曜日、今日は素敵な音楽会を催しました。
いつもボランティアで来てくれている宮島先生が、今日は特別メニューを携えてやってきてくれました。
オープニングはピアノ演奏による美空ひばりさんの「川の流れのように」。みなさん自然と口ずさんでいました。その後は、黒田節、ソーラン節、炭坑節と利用者さんの踊りを交えて太鼓演奏が披露されました。(自主的に踊りだす方もたくさんいました!!)静かなピアノ演奏が聴いている人の心を暖かくして、利用者さんの楽器演奏は心を熱くさせていました。
トーンチャイム、歌と続き、フィナーレは季節にふさわしい曲「赤とんぼ」をみんなで大合唱しました。いつもとは違う、音楽の時間を楽しく過ごせました。
来る11月14日(火)午後13時30分から、たから保育園の園児さん30名が和太鼓演奏の披露にやってきます。
先日、リハーサルの様子を見学してきました。ちっちゃい体で必死に頑張って演奏している様子は大人顔負けです。演奏もとてもすばらしく、音の強弱表現、バチさばき、姿勢など見ればきっと感動します。なんだかウルウルしてしまいました。あとで聞いたのですが、たから保育園の和太鼓演奏技術のレベルが高いことは、この辺りではかなり有名らしいです。
そんな園児さんたちの勇姿ぜひ、見に来てください。
さて、つぎは「ウクレレ」「ギター」「フルート」「バイオリン」のアンサンブル演奏が始まりました。
こちらのグループ名は「シルバー・アンサンブル」。都内を中心に演奏会を開いているそうです。
すごい!!演奏が始まるとともに卓越した技術が輝きだしたのです!!!
まるで楽器そのものが唄っている、演奏者とパートナーである楽器が一体となって音楽を楽しんでいるかのごとく聴こえてきます。
音楽を愛するセレブな紳士・淑女が集う、高級コンサートホールで聴いているような錯覚を覚えました。
聴いている人を虜にするその演奏テクニックは、そんじゃそこらのバンドチームなんて比ではないでしょう。
面白いDJと、すばらしい演奏をありがとうございました。
おかげさまで利用者さんもご満悦な笑顔で帰られました。
また、ぜひ聴かせてください。
毎週木曜日午前10時30分から11時まで、回想療法を担当する3人です。左から作業療法士の滝、心理士の和田、心理アシスタントの新井です。
1期を8回程度で行います。今回が第3期目。
まずはじめに皆さんで自己紹介をします。最初は「回想療法ってなんだろう」って不安顔でしたが、あっという間に心理士和田の魔法で笑顔が満ちてきます。
その後は、「会」の名前を考えます。夏にちなんだ言葉で思い浮かべるものは・・て具合で進んでいきます。風鈴・打ち水・西瓜・うちわ・花火・・・などなどいろいろと出てきました。
そして最後に「もろこし」の言葉。それぞれの人に思い描く映像があります。子供の頃、母親に作ってもらったこと、七輪で炙って焼いたこと、縁日で父親に買ってもらい食べたこと、疎開先でみんなで食べたこと・・様々な情景が蘇ってきます。そのときの自分は、家族は、時代はこうだった・・・忘れかけていたことが次々に浮かんで来てはそれを言葉にして表現していきます。
「もろこしの会」の由来は、会の様子が粒が集まった「もろこし」に似ていたこと。みんな粒ぞろいだったのかもしれませんね。