すぎぴょんcafe

こんにちは。
久喜すずのき病院 認知症疾患医療センター 精神保健福祉士の栗原です。

風が強く寒い日が続いていますね。
温かくして風邪をひかないように気を付けてください。

1/18(金)に杉戸町で行われているすぎぴょんcafeに行ってきました。
今回のテーマは「運動」。
手首や足首に重りをつけて8秒かけてゆっくりと上げたり下げたりを繰り返す。
これを5セットずつ行いました。
一見簡単そうにも見えますが、ゆっくり行うことで負荷がかかり、思いのほか大変でした。

そのあとは、「頭の体操」。
後出しじゃんけんや歌を歌いながら手を動かす。
これも思いのほかできなかったり、間違ったり・・・
それでも、皆さん笑顔で最後までやりきっていました。

講師の方も言っていましたが、「できなかった」「間違った」で終わりにせず、
「できなくてもいいから」「間違ってもいいから」最後までやってみることが大切です。
うまくいかなくても笑い飛ばしてしまいましょう。
そうすれば、楽しかった思い出になります。

身体と頭の体操については色々な本も出ていますので、ご興味がある方は調べてみてください。

久喜市認知症高齢者声掛け模擬訓練 in 菖蒲

こんにちは。

久喜すずのき病院 認知症疾患医療センター 精神保健福祉士出井です。

2019年がスタートしましたね。本年も、よろしくお願い致します。

さて、1月11日(金)は『久喜市認知症高齢者声掛け模擬訓練 in 菖蒲』に参加をしてきました。

まずは、久喜警察の生活安全課の担当者から久喜市の現状や、警察に繋ぐ際のポイントについてお話しいただきました。

実際の保護の現場では、認知症の方を保護する際、警察の方やパトカーを見て驚きパニックになられる方がいらっしゃるそうです。なので、できれば、認知症の方を見つけて警察に連絡を入れる際、警察の人が到着するまで、本人と一緒に待ち、、警察官が来たことのフォローに協力してくださると大変ありがたいそうです。

次に、私『認知症について』という演題で、認知症の方の特徴や関わる際のポイントなどをお話してきました。

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認知症サポーター養成講座でもお話ししている『3つのない』『7つのガイドライン』が関わるときの押さえたいポイントですね。

3つのない・・・・驚かせない、急がせない、自尊心を傷つけない

7つのガイドライン・・・まず見守る、余裕をもって対応する、声をかける時は一人で、後ろから声をかけない、相手に目線を合わせて優しい口調で、おだやかにはっきりした話し方で、相手の言葉に耳を傾けてゆっくり対応

とは言っても、対応に正解はないです。大事なのは、認知症でも認知症でなくても心地よく感じる接し方とはなんだろう?自分だったらどんな風に接してもらえると安心するだろう?ということを意識して関わり方を考えてみるのが大事かなと思います。

講義を踏まえ、実演も行いました。運営側で認知症役の方をされていたのですが、演技がうまくて・・・。対応がうまくいくこともあれば、うまくいかないこともあることを参加者の皆さん体験されていました。

今回の訓練を通して、認知症という病気や対応に興味をもつことや、実際の関わりって難しいこともあるなっていうことを体験できたのが、大事なことかな・・・と思いました。