加須市第三圏域事業所連絡会

こんにちは。

久喜すずのき病院 認知症疾患医療センター 精神保健福祉士出井です。

12月15日は加須市第三圏域事業所連絡会にて『認知症疾患医療センターとの連携について』というテーマでお話をしてきました。

認知症疾患医療センターで受けた相談の特徴や、実際に対応したケースを元にした模擬ケースの紹介を通して、当センターとの連携、活用についてお互いに考えを深めました。

このような機会を通して、地域の支援者は医療への理解を深め、医療の支援者は地域への理解を深めることで、ご本人やご家族の生活を支える連携がよりいいものになる一助になれば・・・と思います。

杉戸町認知症高齢者徘徊声かけ模擬訓練

こんにちは。

久喜すずのき病院 認知症疾患医療センター 精神保健福祉士出井です。

あっという間に2022年が終わりますね・・・。皆さん、今年はどんな年でしたか?

去る11月26日は杉戸町高齢介護課から協力依頼を受け『杉戸町認知症高齢者徘徊声掛け模擬訓練』に参加をしました!

声掛け訓練では、
 ・認知症についてと関わり方についての講義

 ・杉戸町で採用している見守りシールについての説明

 ・声掛け訓練
  (地域包括支援センター職員などが本人役に扮し、実際の場面を想定したロールプレイ)

 ・福祉用具体験

 ・総評
 ・閉会 ということを行いました。

当院からは講義と総評を私が、本人役をリハビリテーションセンターそれいゆの職員が協力をしました。

加した方からは
 『講義を聞き、声掛けのポイントがよく分かった』
 『講義をふまえても、実際に声をかけてみるとなると、どこからどうしていいのか難しさを感じた』
 『実際の場面を想定しても、相手が認知症なのか分かりにくく、声をかけてみることにとても勇気が必要だった』
 『認知症かも?等気になることがあったらすずのきさんに相談してみようかな』等の感想がありました。

このような機会を通して、認知症という病気や、
お互いに地域で支えあうとは・・・等を考える機会の一助になれば・・・と思います。