すぎぴょんCafé

こんにちは。

久喜すずのき病院 認知症疾患医療センター 精神保健福祉士出井です。

7月21日(金)は杉戸町のオレンジカフェ・・・すぎぴょんCaféに参加をしました!

今回も様々なお話がでましが、その中で排泄の支援についてお話が広がりました。

その中で挙がった、ちょっと便利かもグッズを紹介します。

 ①流せるタイプのおしりふき・清拭シート(大人用)

使ったらそのまま流せるのが便利!大人用だと大判なので1枚で十分ふける!清拭シートであれば、顔も含めた全身に使えるので、排せつ面に限らず、ちょっと湿ったもので拭きたい時にとても便利。

 ② 拭けるタイプのトイレマット

布製のマットですと、汚れることがあった時に掃除が大変・・・というときに拭けるタイプのトイレマットにしておくと掃除が少し楽になりますね。

すぎぴょんCaféはウエルシア薬局のフリースペースで開催しているので、そのままご家族と地域包括支援センター職員と私とで売場を見に行き、実際の商品を探すことができました。

日々の対応について、私たちコミュニケーションの工夫はもちろんですが、過ごす環境、使うグッズの工夫も色々できたらいいな・・・と改めて考えさせられるでした。

皆さんも、オレンジカフェが気になった時はお住いの市区町村役場高齢者福祉担当課へお問い合わせいただければと思います。

チームオレンジつなぐ研修会

こんにちは。

久喜すずのき病院 認知症疾患医療センター 精神保健福祉士出井です。

7月25日(火)はチームオレンジつなぐ研修会に講師役として参加をしてきました。

認知症疾患医療センターの担当は私ともう一人おりまして、二人で参加です。

チームオレンジとは、認知症と思われる初期の段階から、 心理面 ・ 生活面の支援として 、 市町村がコーディネーターを 配置し 、 地域において把握した認知症の方の悩みや家族の身近な生活支援ニーズ等と認知症 サポーターを中心とした支援者をつなぐ仕組み です。2025年までに全市町村へ展開していくと言われています 。※詳しくはこちらをご覧ください(厚生省のページへ移動します)

内容としては、当院の紹介、受診する時のポイント、相談窓口についての紹介。そして、参加者との意見交換でした。

参加した皆さんが、私たちとのお話をとおして、日々の関りのヒントになれば・・・と思います。

オレンジカフェ in 菖蒲

こんにちは。

久喜すずのき病院 認知症疾患医療センター 精神保健福祉士出井です。

7月26日(水)はオレンジカフェ in 菖蒲地区に参加をしました。

会場の入り口はこんな感じ。

対応方法について、声のかけ方など失敗談や成功談、色んなアイディアが出てくる会でした。

そのアイディアは、相手が認知症という病気を患っているから特別な対応・・・というよりは、人と人とがお互いに気持ちよくコミュニケーションをとるのに大切なポイントだなぁ・・・と思うものでした。

オレンジカフェ in 栗橋翔裕園

こんにちは。

久喜すずのき病院 認知症疾患医療センター 精神保健福祉士出井です。

暑い日が続いていますね。皆さんは体調いかがでしょうか?

7月18日(火)は久喜市栗橋地区のオレンジカフェに参加しました。

今回は、初めての栗橋翔裕園での開催です!

玄関先にはカラフルな傘が。光に透けてとってもきれいです。

玄関を入るとマスコットキャラクターの『うめザブロー』くんがお出迎えしています。

オレンジカフェに参加された方や運営担当など、みんなであれこれ気になることを語りあいました。

友人のものわすれが気になる時に、どんな風に関わったらいいのかな?という話で特に盛り上がりました。

関りに正解はないからこそ難しく感じることもありますよね。

自分だったらどう関わってほしいかな?と視点を変えて考えてみても良いかもしれません。

教科書的ではありますが、変わらない関りというのも一つ大切ですね。

毎回発見と学びのあるオレンジカフェ。

お住いの地域での開催が気になる時は、市町村役場の高齢者福祉担当課にお問い合わせいただければと思います。

令和5年度第一回認知症疾患医療連携協議会

こんにちは。

久喜すずのき病院 認知症疾患医療センター 精神保健福祉士出井です。

7月6日(木)は令和五年度第一回認知症疾患医療連携協議会をリモート開催しました!

内容は、当院の公認心理士・臨床心理士岩田による『認知症介護者・支援者のストレスマネジメント』について講義とワークです!

ストレスへの反応と対処を理解していくことで、より心も体も健康的なケアや支援ができることにつながると思います。

少し内容を紹介します。

ワークでは、心の反応とその対処を青・黄色・赤サインとして書き出してみることをしました。ワークを通して、自分自身の振り返りや、こんなことが健康的な部分を増やすことの気づきを得ることができました。

また、ご家族が介護を続けていく上でもストレスへの対処は大切です。ご家族自身のペースを維持しながら介護を続けていくために大切なこととして・・・

健康行動を増やす事と頑張らない介護5原則という考え方を紹介されていました。

健康行動を増やすとは、介護者の方が楽しめる活動や達成感を感じる活動を増やすことでストレスが軽減し、リフレッシュした気持ちで介護に臨めるというお話でした。

頑張らない介護5原則は・・・

  1. 一人で介護を背負い込まない
  2. 積極的にサービスを利用
  3. 現状を認識し、受容する
  4. 介護される側の気持ちを理解し、尊重する
  5. できるだけ楽なやり方を考える    でした。

実際に介護の渦中にいると、分かっているけれど、難しい・・・!みたいなことは多々あると思いますが、やはり介護は情報戦とも言いますか・・・。対応方法だけでなく、介護者自身の健康についての知識もあったほうがきっと良いのだろうなと思います。

今回の会では、地域の行政機関、地域包括支援センター、医療機関、ケアマネ事業所、入所施設等様々な事業所・職種の方が参加されていました。

皆さん、関心があるテーマであったと思います。

感想としては

  • 自分自身の日々の振り返りになった
  • ご家族と関わる時に活かしていきたいと思う

等いただいています。

このような機会を通して、認知症の方・ご家族を支援する私たち自身の知識が深めていくこともできたらな・・・と思います。