久喜市認知症地域医療介護ネットワークセミナー

こんにちは。

久喜すずのき病院 認知症疾患医療センター 精神保健福祉士出井です。

10月17日(火)は久喜市認知症地域医療介護ネットワークセミナーを開催しました!

利根医療圏域の認知症サポート医、かかりつけ医、医療機関、地域包括支援センターの職員を対象に、今回は地域連携についての講演を行いました。

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座長:当センター長 島田秀穗医師

一般講演『認知症初期集中支援事業について~事業のおさらいと近隣市町村の状況~』当センター精神保健福祉士出井

特別講演『認知症治療における地域連携について』浅井病院 院長・千葉県認知症疾患医療センター センター長 秀野武彦医師

今回のセミナーには総勢79名の参加があり、参加したからは『初期集中について近隣市町村の状況が参考になった!』『地域が違うと連携の形も変わることがよくわかった!』などの声をいただいています。

今後も、地域の皆様と連携を取ることで、認知症の人、その家族が生活しやすい体制づくりの一部を担えたらと思います。

認知症サポーター養成講座 in はすたけ劇団

こんにちは。
久喜すずのき病院 認知症疾患医療センター 精神保健福祉士 栗原です。

10/5(木)に蓮田市内の中学校で、認知症サポーター養成講座を行いました。
今回は通常の方と認知症の方の脳の模型を用いて違いを説明する場面で、中学生の皆さんにも参加していただきました。
模型を比べてどんな違いがあるのか、記憶や認知機能の部分でどのように違うのかを実感して頂けたかと思います。

また、認知症の方への対応の悪い例と良い例を寸劇で行いました。
悪い例の後にどのような対応をすれば良かったのかを考えてもらいましたが、「もっと優しい言い方が良かったと思う」「(財布がないというおばあちゃんに)『またなくしたの』ではなく、一緒に探してあげるといいと思う」といった思いやりのある意見が多く聞かれました。

今後も蓮田市内の小・中学校で認知症サポーター養成講座を行う予定があります。
今年も残り2ヶ月ですが、サポーターを増やして助け合える地域になれるように頑張りたいと思います。

オンレンジカフェ in 菖蒲

こんにちは!

久喜すずのき病院 認知症疾患医療センター 精神保健福祉士出井です。

朝晩の冷え込みが強くなり、一層秋の訪れを感じるようになりましたね。

さて、9月26日(火)はオレンジカフェ in 菖蒲に参加してきました♪

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今回は、体操ボランティアの方による『誤嚥(ムセ)』についてのお話もあり、参加された方皆様と、誤嚥について、予防についてで盛り上がりました。

年齢を重ねても、おいしく食事がとれるって大事だなぁ・・・と改めて感じた会でした。

 

オレンジカフェin久喜中央

こんにちは。
久喜すずのき病院 認知症疾患医療センター 精神保健福祉士の栗原です。

9/20(水)に当院の作業療法士さんとオレンジカフェ久喜中央に参加しました。
初めての方もいらっしゃいましたが、毎回参加されている方を中心として介護者として感じていること、認知症になって感じていることをお話しされていました。

その中で、「認知症のことはテレビで取り上げられているが、その介護者について話が挙がることはない」という発言が印象に残りました。
昨今、認知症についての情報はテレビや新聞等あらゆるメディアで手に入れることができますが、その介護者に焦点を合わせたものは少ないように思います。
私たち支援者は、認知症の方のみでなく介護者へのサポートにも力を入れていかなければならないのだと改めて感じました。

また、調剤薬局の薬剤師さんがお薬の飲み方、管理の仕方を説明したり、当院の作業療法士が日常生活で認知症の進行を緩やかにできるような習慣について話したりしました。
地域包括支援センターからも「介護力アップ講座」のご案内や介護者のためのサロンの情報提供があり、充実した時間になったかと思います。

認知症介護でお困りの方、認知症で不安な日々を過ごされている方、オレンジカフェに参加して思いを言葉にしてみませんか。

ちなみに・・・・・・

 

本日9/21(木)は「世界アルツハイマーデイ」です!!
認知症について、その介護者について考えてみませんか?
お困りのことがあれば、いつでも久喜すずのき病院 認知症疾患医療センター(0480-23-3300)へご連絡下さい。

認知症サポーター養成講座 in はすたけ劇団

こんにちは。
久喜すずのき病院 認知症疾患医療センター 精神保健福祉士栗原です。

本日は、蓮田市の中学校で認知症サポーター養成講座を行いました。
「はすたけ劇団」という名前で、蓮田市の地域包括支援センター・病院・介護施設の方々と活動しています。

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どんな反応がかえってくるか緊張しましたが、中学生の皆さんの真剣に話を聞いている姿やグループワークでいろいろな意見を出し合っている様子を見て、頼もしいなと感じました。

また、寸劇で望ましくない対応を見た後に、どう接すればよかったのかを考えてもらったのですが、「おばあちゃんの目を見て話すといいと思う」、「もっとおばあちゃんの話に耳を傾けたほうが良いと思う」といった認知症の方に寄り添った意見が出たことが、とても印象に残りました。

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今後もはすたけ劇団の活動を行うことで、地域のサポートの輪を広げていき、認知症の方でも安心して生活できる地域づくりの一助となれればと思います。

平成29年度第一回研修会

こんにちは。

久喜すずのき病院 認知症疾患医療センター 精神保健福祉士出井です。

暑い日が続いていますね。まさに残暑!という感じですね。

さて、さる8月24日(木)に平成29年度第一回研修会を開催しました!!

今回は『久喜すずのき病院の治療とリハビリ~Aさんを通して~』というテーマで、精神科への入院のポイントや、当院で行っている退院に向けた取り組みやリハビリ、退院後に利用することができる資源について、紹介させていただきました。

まずは、当院についてを紹介。

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次に、入院時のポイント。

相談時にどのようなことを確認させていただいているのかや、精神科ならではの法律・・・つまり、精神保健福祉法について紹介しました。

入院相談のポイント

入院中の退院に向けた取り組みを説明。

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また、当院で行っている作業療法についても紹介しました。

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退院後に利用できる資源として、リハビリテーションセンターそれいゆを紹介。

それいゆ

また、訪問看護ステーションハートステーション(精神科訪問看護)も紹介しました。

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今回の研修会では、利根医療圏域の医療機関、地域包括支援センター、介護施設などから総勢86名の参加がありました。

参加された方からは『すずのき病院の取り組みがよくわかった!』『入院相談時のポイントがよくわかった。今後の相談時に活かしたい!』などの声を頂いております。

認知症サポーター養成講座 in 蓮田市役所

こんにちは。

久喜すずのき病院 認知症疾患医療センター 精神保健福祉士出井です。

8月18日(金)は蓮田市役所にて認知症サポーター養成講座を行いました!

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対象者は、蓮田市役所にお勤めの皆様です!

参加された方からは『窓口業務をする中で、どんな対応が良いのか勉強になった!』などの声をいただいております。

こういった講座を通して、日々、地域の方と関わりあるお仕事をされている方にも認知症や対応を知っていただき、お互いに優しい地域になっていけたら・・・と思います。

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認知症サポーター養成講座開催!

こんにちは。

久喜すずのき病院 認知症疾患医療センター 精神保健福祉士出井です。

去る7月28日(金)に、当院の看護課を対象に認知症サポーター養成講座を開催しました。

参加された方からは『認知症のケアの振り返りになった』『知識を深めることができた』などの声を頂いております。

今回は!なんと!!その様子が動画になりました!!! 

このブログをご覧になった方、認知症という病気について理解を深めたい方、久喜すずのき病院の雰囲気を知りたい方・・・。参考になれば幸いです!

皆様がお住まいの地域でも、認知症サポーター養成講座は開催していると思います。興味のある方は、各市町村役場の担当課にお問い合わせしてみてください。

認知症SOS模擬訓練

こんにちは。

久喜すずのき病院 認知症疾患医療センター 精神保健福祉士出井です。

去る7月15日(土)久喜市の太田小地区で開催された認知症SOS模擬訓練に参加してきました!

★認知症SOS模擬訓練とは?★

行方不明者の防災無線が入ったと仮定して、家の周りなど認知症の人はいないか確認。見かけた場合、声をかけ、発見の連絡を入れるという訓練です。

この日は・・・とてもとても暑い・・・!!炎天下とはまさにこのこと!という天候でした。

↓こんな感じで認知症役の方、地域の民生委員の方が地区内を回りました。

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地域の皆さん、とても積極的に声をかけられていました。また『こんな時は、どんな声掛けがいいのかしら?』など、具体的な対応方法についても知りたいという声もありました。

このように、地域全体で、認知症の方を支えていける体制ができたらと思います。

 

オレンジカフェ in 久喜中央

こんにちは。

久喜すずのき病院 認知症疾患医療センター 精神保健福祉士出井です。

ついに、梅雨が明けましたね!

梅雨を感じさせない梅雨でしたが、いよいよ夏本番ですね。今年はどのくらい暑くなるのでしょうか・・・。

さて、7月19日(水)はオレンジカフェ in 久喜中央に参加してきました♪

オレカフェ

お話の中で『介護者の息抜き』について盛り上がりました。介護をしていると、いつの間にか、介護者自身の時間が無くなっている・・・・気持ちの余裕もなくなっている・・・・という事が少なくありません。長く介護をされている方にお話を聞くと、『息抜きは必要よ!』とのことでした。息抜きの方法は人それぞれですが、今回話題にあがったこととしては、オレンジカフェに参加してお話をする・家族会でお話をする・サロンで運動や楽しいことをして発散するといったことでした。

こんな形で、オレンジカフェの参加を通して、新しい発見をしたり、情報交換を行う事で、ご本人様も介護者の方も安心して生活していくお手伝いができたらな・・・と思います。