7月のオレンジカフェ

こんにちは。

久喜すずのき病院 認知症疾患医療センター 精神保健福祉士出井です。

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

7月は梅雨明けと共に連日40℃を越える猛暑から始まりましたね。あの40℃を経験してしまうと、35℃の日が多少涼しく感じでしまうことにびっくりしました。

今回の投稿は7月のオレンジカフェをまとめて報告させていただきます(^^♪

①オレンジカフェ in 栗橋地区

会場はくぷる栗橋でした。

今回の栗橋地区では訪れる人はいませんでした・・・が、地域包括支援センターの職員さんと情報交換やケースの相談などを行いました。

②オレンジカフェ in 久喜中央地区

『家族』という関係性だからこそ、うまくいくことも、難しいこともあることを改めて考えさせられました。

相手を想っての事なのに、言われた相手は反発して言い争いに発展してしまう・・・。

そんな時は、ちょっと『アイメッセージ』を意識してみるのも一つかもしれません。一言で説明すると、主語を『私』にして伝える方法の事です。

例えば、食器を片付けてほしい時、アイメッセージで伝えると『食器を片付けてくれると、私は助かるわ』など『私の感情』も添えるとちょっといいかもしれません。

『食器を片付けてよ』

『食器を片付けてくれると、私は助かるわ』

いかがでしょうか?既に、色んな工夫をしながら関わっていらっしゃる方も多いと思いますが、こんな対応方法も1つかもしれません。

③オレンジカフェ in 菖蒲地区

ここでも色んな話題が挙がりました。

『認知症の事を近所の人に公表するか』というお話しもありました。

公表するかどうしようか・・・。言ったら、地域の中で噂になるのかな・・・・とか。気になる部分もあると思います。

実際に近所に公表した方の感想としては『公表してよかった』と話される方が多いかなという印象を受けます。

お外に出て行った本人を近所の人が声をかけてくれて、一緒に家へ帰ってきてくださったり。

公表についてもいろんな考えがあると思いますが、今回はそんなお話しでした。

オレンジカフェに参加してみたい・・・と思ったときは、各自治体の高齢者福祉を担当している課や、地域包括支援センターにお問い合わせいただくのが良いと思います。