9月のオレンジカフェ

こんにちは。

久喜すずのき病院 認知症疾患医療センター 精神保健福祉士出井です。

秋の訪れを感じ・・・いや、寒すぎ!!と思う日が続いていましたが、いかがお過ごしでしょうか?

更新が遅れましたが、9月はいくつかオレンジカフェに参加をしてきました☺

❶久喜中央地区

今回、初めて参加される方も多くいらっしゃいました。

ご家族という立場の方が多く、日々の対応に悩んだりモヤモヤ、イライラすることもある状況を語られる方もいらっしゃいました。

その中で、介護を卒業された方の話が印象的でした。

(この方は、他の方と同じようにご本人の対応に様々な工夫をされたり、ご自身も色んな葛藤がおありな状況が多くあったようです。)

『~べき』を手放していくと少し気持ちが楽になった・・・そうです。

例えば『(苦労をしているのだから)私の話を聞くべき』『(私がこんなに時間を割いているのだから)私の言うことを聞くべき』等。

認知症の方との関りに限らず、『~べき』を手放すことは人と人との関わりの中で自分自身の気持ちが楽になるな・・・と思いました。

❷栗橋地区

ご家族の立場の方の参加がありました。

対応の工夫について、楽しい話、対応が大変な話、色んなお話を聞かせていただきました。

その中で、利用している社会資源について少し触れました。

自立支援医療制度、精神障害者保健福祉手帳、障害年金です。

病気によって、生活のしにくさが続いているときに活用できる制度となります。

気になった方はお問い合わせください。

❸菖蒲地区

地域でボランティアをされている方の参加が多くありました。

気になる方にどのように関わってみようか・・・

ご自身の家族で気になる方がいる・・・など色んなお話がありました。

今回も、それぞれで新たな発見や日々の振り返りとなる気づきがたくさんありました。

また、初めて参加された方の多くが『広報を見て参加することにしました』とおっしゃっており、改めて、広報くき8月号の反響の大きさを感じました。

(広報くき8月号のお話・・・こちらをクリックすると該当記事に移動します

オレンジカフェが気になった時は、お住いの自治体高齢介護課などで開催を確認いただければと思います。