杉戸町認知症徘徊声掛け訓練

こんにちは!

久喜すずのき病院 認知症疾患医療センター 精神保健福祉士出井です。

10月21日(土)は杉戸町認知症徘徊声掛け訓練に参加してきました!杉戸町では初めての試みとのことです♪

大まかな流れは・・・・・

①当院精神保健福祉士による認知症についての講義

杉戸声掛け①

 

②声掛け訓練

杉戸声掛け③

『こんな状況ではどんな声をかけますか?』と、6事例を用意し、参加者の方に6グループに分かれてもらい、実際に声をかけていただきました。

認知症役の方・・・皆様演技がとても上手でした!!

④声掛け振り返り

杉戸声掛け④

実際の声掛けを踏まえて、実際に認知症の方を支援している専門職から、声掛けのポイントなどの説明がありました。

 

各グループで共通して話題に挙がっていたのは『見極め』と『声掛けの難しさ』でした。この2点は実際に声をかけてみたからこそ、気づけた点だと思います。また、日頃から近所の方同士でのあいさつや地域での交流などを積極的に行っていくことで、声のかけやすい地域になると、より、徘徊している方の迅速な保護につながっていくと思います。

このような声掛け訓練は色々な自治体で始まっています。皆様のお住まいの地域でも開催することがありましたら、よろしければ、参加してみてください。