すぎぴょんCafe

こんにちは。

久喜すずのき病院認知症疾患医療センター精神保健福祉士の石原です。

太陽がふり注ぎ、向日葵がぐんぐんと成長する季節になってきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

7月19日(金)に杉戸町で開催されているすぎぴょんCafeへ参加してきました。

薬剤師さんによる、お薬手帳の必要性やお薬の管理、また脱水症について学ばせていただきました。

まず、お薬手帳は医療についての個人情報を示すものであることを再確認できました。

今まで服用してきた薬の記録だけでなく、名前や生年月日、血液型、アレルギー歴など···です。

お薬手帳は、震災時の対応やお薬の重複など、私たちをサポートしてくれる重要なものになります。

皆さまはお手元にお持ちでしょうか??

病院ごとに使い分けていますという方も中にはいらっしゃるかも知れませんが、薬の重複を防ぐ上でも1冊まとめた方が良いと薬剤師さんがおっしゃってました!

ご自身のだけでなく、ご家族様の分も合わせて確認してみるのも良いかもしれませんね。

次に、お薬の管理では一包化とPTPシートのメリット・デメリットについて教えて頂きました。また、ピルケースやお薬カレンダーでの管理方法についても教えて頂きました。

最後に、脱水症についてお話頂きました。

脱水症といっても、3つの種類があります。

1つ目が高張性脱水です。これは、水分摂取が不足した時になどです。

2つ目が低張性脱水です。これは、ナトリウムなどのミネラルが不足した状態で、嘔吐や下痢した時などです。

3つ目が等張性脱水です。水もミネラルも不足した状態で、暑さや運動などによる発汗が著しい時などです。

脱水症対策で、水分をたくさん取らなきゃと思っている方も多いのではないでしょうか。

ごく経度の脱水症であれば、水やスポーツ飲料で対応可能とのことですが、それ以上の脱水症となると、OS-1のような経口補水液ORSが必要なんだそうです。

ポイントとしては、以下の5つ教えて頂きました。

①一気に飲まずにゆっくり少しずつ摂取すること。

②経口補水液の濃度を変えない、他の物を混ぜない。

③症状が改善されなければ、点滴が必要なので受診する。

④無理して飲まない、飲めないのであれば受診する。

⑤健康な人には美味しくなく、美味しいと感じる場合は脱水症の可能性があることを理解する。

これから、より一層暑くなりますので、体調にはくれぐれもお気をつけてお過ごしください。

 

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